労働者健康調査 2012年 労働安全特別調査 メンタルヘルス・マネジメント検定
「労働者健康調査」(労働安全特別調査)
のデータから出題されることがあるようです。
こちらの調査、5年に一度の実施で、前回は2012年9月19日にプレスリリースで出ているので、2017年11月実施のメンタルヘルス・マネジメント検定試験は、この2012年データが用いられることになります。(2018年度試験は2017年実施分でしょう)
このデータ、2017年6月発行の公式テキスト4版では2012年版が扱われているので、2018年度以降の受験ならば最新版を厚労省からチェックしておきたいですね。
まあ。先のことはさておき、2017年11月実施試験のためのデータを拾ってこようと思います。
リンク元はこちら
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/h24-46-50_01.pdf
(1)仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスがある労働者の割合
2012年 男性 60.1% 女性 61.9% 全体 60.9%
※これは6割がストレスがある、と覚えておくとよいでしょう。
就業形態別では
正社員 64.1%
契約社員 62.7%
パートタイム労働者 45.3%
派遣労働者 68.1%
がストレスがあると回答しています。
(2)仕事や職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスの原因
2012年
男性 1位 職場の人間関係の問題 36.2%
2位 仕事の質の問題 34.9%
3位 仕事の量の問題 33.0%
4位 会社の将来性の問題 29.1%
これは僅差ですね。過去には、質の問題が1位であったこともあるようですので、この4つが男性の悩み、と覚えておくとよいでしょう。
女性 1位 職場の人間関係の問題 48.6%
2位 仕事の質の問題 30.9%
3位 仕事の量の問題 27.0%
順位は男性と一緒ですが、人間関係の悩みが突出します。そして、男性が僅差で4位としていた、会社の将来性の問題は女性では15.0%となり、下位に位置づけられています。
なお、こちらの調査、まずは「長時間労働者に対しての医師による面接指導」等についても述べていますが、「ストレスチェック」がすでに実施されていますので、そのデータを確認するほうがよいです。